【ゲームレビュー】龍が如く7
龍が如くシリーズの存在は知ってたけど、作品が多すぎてやる気にならず、放置していました。
職場の人に7だけでも全然楽しめると勧められ、やってみたところ、最高でした。
○良い点
・キャラクター
・ストーリー
・ミニゲーム「会社経営」
○各項解説
・キャラクター
主人公がいいやつ。やっぱり強くて優しい、っていうキャラクターは最強だと思った。応援したくなる、つまりストーリーが気になる。
俳優を3Dモデル化したキャラクターたちは、なんだかんだいってテンションが上がる。
序盤を横で見ていた妻も、中井貴一だ!と気づいて、しばらくムービーを一緒に見ていた。これがモデルのないただのオリジナル3Dモデルなら、なんか夫がヤクザのゲームやってんなーとしか思わなかったことだろう。
主人公以外のキャラも、人間味があって良い。現実世界を舞台にしているから、感情移入もしやすい。裏社会を自分の目で見るというゲームでしかできない体験が、ひたすら楽しかった。
中井貴一と堤真一のキャラがとにかく良かった。どっちもめちゃくちゃ渋い。
・ストーリー
粗を探すことはできる。勢いで処理している部分、ゲーム的に誤魔化している部分は確かにある。でも、それを補って余りある、熱いエピソードの連続だった。
「受けた恩は絶対に返す」「居場所の無い人間に居場所を作る」「約束を守る」という単純だが力強い動機によって動く主人公と仲間とストーリーは、続きが気になってしょうがなかった。
気になりすぎて、レベル上げが面倒に感じたが、土日で終わる程度だったので許せる。
・ミニゲーム「会社経営」
ミニゲームの会社経営が面白すぎた。
売上金額と株価がどんどん増えていくのが気持ち良く、依存性があり、一位になるまでぶっ続けだった。
役員報酬で所持金も増え、アイテムも買い放題、タクシー乗り放題で、ストレスが緩和されるのも良かった。
○総評
戦闘がちょっと面倒だった。でも、じゃあムービーだけ見たいのかと言われると違う。自分が春日一番を操作し、戦い、春日一番の人生を自分のものとして体験することが肝心なのである。
小説、映画、マンガ、アニメでは決して体験できない、他人の人生を生きている感覚がある作品だった。
職場の人に、次は何をやるべきか聞いて、ほかのシリーズもプレイしたいです。